今回最後の観光名所となったのが「五稜郭」です。ここの始まりは安政元年(1854年)に徳川幕府が日米和親条約を締結して函館(箱館)を開港したことにより、この地方の産業の育成や開拓を進めると同時に函館の防備強化を目的に全く新しい要塞(ヨーロッパの城郭都市がモデル。星形なのは防御側の銃の死角をなくすため)として作られました。そして、幕末の紛争(函館戦争)の舞台ともなり、封建制度の終焉の地となりました。その後、大正3年(1914年)には公園として一般に公開される運びとなり、それ以降市民の憩いの空間となりました。近くの観光タワーに登り五稜郭を見渡すときれいな星形の城塞が見えました。ちょっと目を移すと函館競輪場もしっかりと見れました。
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