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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
04 / 27 Sat 19:22 ×
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12 / 11 Thu 13:50 #No Name Ninja ×
 松代温泉で一泊したあとは松代にある戦争遺物を見学しに行きました。c3944814.jpegここは第二次世界大戦の末期に軍部が本土決戦の拠点として極秘裏のうちに大本営や政府・各省庁などをこの地に移転するという計画を立て、昭和19年11月11日午前11時から着工して終戦のとなった20年の8月15日まで突貫工事が行われていました。費用は当時の金額で2億円という巨費だったそうです。c6a349e3.jpegさらに地元住民や朝鮮人を強制的に動員して工事には延べ人数で3百万人にものぼるとか。約9ヶ月の間に計画の75%が完成したところで終戦を迎えました。入壕料は無料です。ただしヘルメットを被って入らなければなりません。洞内は落石を防ぐために補強がされているうえに、明かりが灯されていて懐中電灯などは必要がありません。ただ、素堀なので岩肌がゴツゴツと剥き出しとなっておりよそ見をしながら歩いているとぶつかってしまいそうになります。壕は延べ10キロ近くになりますが公開されているのは約500メートルちょっとで他のほとんどが闇の中です。よくこんな壕を9ヶ月で作ったなぁと、ただただ驚くばかりです。2bfe3b09.jpegce030161.jpeg








見学コースの最後にはこの工事で犠牲となった人達を弔うためにたくさんの花束などが置かれていました。それを見た瞬間、洞窟めぐりの様な軽い気持で入った自分を恥ずかしく思いました。ここは戦時中に作られたの悲しい戦争遺物なのです。
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12 / 11 Thu 13:47 #No Name Ninja ×
 先日の何日か休みがあったので旧友と共に長野県の温泉に行くことにしました。大宮から川越方面に向かってから関越自動車道で北上。さらに上信越道に入り、一路長野へ。途中で少々休憩を挟みましたが、ほぼ4時間くらいで到着となりました。f970a45d.jpeg9019d3b0.jpeg








今回訪れたのが長野市内にある松代温泉です。周りには田んぼと民家しかないのどかなところです。本当にこんな場所に温泉が?とも思えるところでしたが、大変いい湯が湧き出しているのには驚きました。湯量もかなり豊富で当然掛け流しでの使用です。泉温自体はそれ程熱いのもではないのですが、その温泉成分がかなり強いようです。f9a37fcd.jpeg312a3a90.jpeg








湯の中に含まれている鉄分やカルシウムが空気と触れてすぐ固まり始める特殊なお湯で湯船やお湯の吹き出し口には成分がびっしりと固まってます。それはまるで鍾乳石のような感じ。地元の人はこの湯にじっくりとはいって体を暖めるそうです。塩分が入っているので湯冷めしにくいとか。信州へ旅する機会がありましら一回立ち寄ってはいかかでしょうか?
10 / 04 Sat 14:11 #No Name Ninja ×
 先日に休みを使い久しぶりにちょっとした旅に出ることにしました。いつもは自分の車で行くのですが、今回はツアーに参加して長野県の上高地に行ってきました。8a453d07.jpegここへは大宮から高速道路を乗り継いで約4時間ほどです。旅行会社時代は添乗で何回か訪れたところなのですが、何回行ってもいいところです。観光シーズンは一般車にツアーバスも含めて上高地への入場には規制がかかっています。途中の沢渡(さわんど)というところでシャトルバス(低公害車両なんだそうです)に乗り換えて上高地に向かうこととなります。13d7e486.jpeg上高地に入るには釜トンネルをくぐり抜ける必要があります。このトンネルは今でこそ新しいものとなりましたが、数年前まではとても急勾配である上に道幅が狭く車同士で行き違えることができませんでした。トンネルの前で信号待ち(かなり待たされたのを覚えています)をして入ったものです。しかし、今回は新トンネルが完成して交互通行も可能となりとてもスムーズに上高地に入る事ができました。
 トンネルを抜けるとすぐに見えてきたのが焼岳(活火山)。さらにその焼岳の噴火でせき止められてできたという大正池が見えてきます。湖畔から見る風景は絶景。まるで自分が絵の中に入ったかの様な感覚すら覚えます。ここからバスを降りて素晴らしい景色を見ながらの散策となります。
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上高地には自然研究路という道が整備されており起伏のほとんどないハイキングコースがあります。周囲には川(梓川)とうっそうとした森林しかなく川の流れの音と鳥の鳴き声しか聞こえません。空気もおいしくとても落ち着く場所です。8c8fdda9.jpeg73fee8be.jpeg








ゆっくりと歩いて行けば目的地のかっぱ橋までは40分くらいの道のり。途中には梓川の清流を間近に見ることもできます。流れる川の清らかなことと水の冷たさにはびっくりしました。cd657285.jpeg8ca17737.jpeg








 いい景色を眺めながらのハイキングはあっという間でした。「人が多くなってきたなぁ」と思っていると目的地のかっぱ橋が見えてきました。天気が良ければこの橋をバックに穂高の山々が連なる絶好の景色が見えるのですが今回は雨で厚い霧に覆われて見ることができませんでした…。残念。48066e0a.jpegdc9c7f3f.jpeg








この上高地はその昔「神垣内」と書いたそうです。確かに神の垣根の内に入った様な神秘的な風景がそこにはありました。ここは素晴らしいところです。行かれたことのない方は一度訪れることをお勧めします。
12 / 10 Mon 12:38 #No Name Ninja ×
 全日本選抜競輪が開催されていた12月の上旬に温泉好きの先輩記者と共に長野県の地獄谷温泉に行ってきました。この温泉は僕が以前、旅行会社で働いていた時に添乗で訪れたところでもあります。その時は時間の関係で宿泊することなく立ち寄った土地であったのですが、自然に溢れた温泉地であったため(こういった温泉は温泉好きにはたまらない)、いつか必ず泊まりたいと思っていたところでした。今回ようやくその決意がかなうとあってとてもワクワクしながら出発を迎えます。
 さて、大宮を出発して関越自動車道を走り続け信州は長野県に向かい
ます。ここから一般道を使って市内に入り最初の観光をすることに。長野と言えばやはり『牛に引かれて善光寺参り』とか『遠くとも一度は詣れ善光寺』とも言われているとおり、定番とも言える善光寺に行くことにしました。訪れたのが休日ということもあって多くの観光客でにぎわっています。
 
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さすが国宝である本堂は堂々とした佇まい。さらに本堂まで行く参道にある三門や銅造阿弥陀如来及び両脇侍立像は共に重要文化財に指定されており、大変素晴らしいものでした。なお、一度やってみたいのが善光寺にある『お戒壇巡り』です(有料で500円)。これは本堂の下の廊下(真っ暗で何も見えない)を歩いていき本尊の下にある極楽浄土への錠前を探して願い事を掛けるというとても面白い体験ができます。古い建物が多く残る善光寺の周辺。ちょっとした散歩でも楽しいものでしょう。
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 さて時間も時間。お昼となりそろそろお腹が空く頃です。信州と言えば味噌も有名ですが、やはり『そば』でしょう。善光寺の門前には沢山のおそば屋さんがあります。そのうちの一つの尾張屋で食事をとることにしました。出されたそばは腰がやや強くて食べ応えがある美味しいものでした。出前なんかで頼むそばとは全然違う!(まあ、当然と言えば当然ですね)
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 昼食に満足した後は本日の宿がある地獄谷温泉に向かいます。長野市内からは車で約1時間ちょっとのドライブ。幸いにもまだ雪が降っておらず車はすいすいと走ります。途中には渋温泉や湯田中温泉などの名湯を通り過ぎます。この温泉もひなびた感じの温泉街でとても趣のあるところです。次回機会があったら泊まってみたいところです。さて、そんなこんなでようやく地獄谷温泉付近に到着となりますが、カーナビが差す目的地はさらに先。しかし、これ以上、車道はありません。そうです、ここからは自らの足で歩いていかなければならないのです。ちょっとした山登り?をしてようやく宿に到着しました(運動不足の人にはちょっとキツイ?くらい)。
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 到着後はまだ十分陽があったので近くにある野猿公苑に行くことにしました。ここは野生の猿の餌付けに成功したところで、凄い数の猿がいます。猿の餌付けで観光名所となっている場所は全国中にありますが、ここはそれ以外にもちょっと変わった猿がいます。そう、豊富に湧き出る温泉に入ってしまうのです。いわゆる温泉猿?がいるんです。この季節になると猿も温泉の暖かさに思わず惹かれてしまうのでしょうか?とても気持ちよさそうに入っていました(うらやまし~)。
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 この地獄谷温泉の特徴と言えば何と言っても昔から吹き出ている間欠泉です。この間欠泉は24時間轟音と共に吹き出ていてこの大きな音から地獄谷って言う名前が出てきたのにも何となく納得出来ます。なおこの間欠泉は天然記念物に指定されています。
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 さて、この地獄谷温泉には宿は一軒しかありません(後楽館0269-33-4376)。とてもひなびた感じのする旅館で建物は決して新しくはありませんが雰囲気のいいところでした。とくに自慢の温泉は自然湧出の源泉をそのまま引いており(70.5度のナトリウムカルシウム塩化物・硫酸塩温泉)、そのままでは熱くて入れないので湧き水で温度を調整します。ちょっと不便ではありますがまたそれがいいのです。ゆっくりと温泉に浸かっていると近くを猿が悠然と歩いて行ったりするなど秘湯の雰囲気が抜群です!真冬でも営業しているので興味を持たれた方は是非一度いってみてはいかがでしょうか?ちなみに料理は刺身などの海に関係するものは一切出ません。山なので山ならでは山菜などを中心とした料理がでます。ここは温泉好きにはとてもお勧めの場所です。

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