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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
05 / 19 Sun 03:15 ×
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11 / 14 Tue 11:45 #No Name Ninja ×
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 本日はゆったりと起床して余裕の出発。飛行機に乗って約5時間ほどの所要で大分県の別府市に到着しました。昨年は小倉ナイターを取材した後に電車にて別府に入りましたが、今回は大分空港経由での別府入り。空港連絡バスの車窓からは漁港や畑続きののんびりとした風景を眺めながら市内に入りました。別府に着いたのは午後1時過ぎ。ホテルのチェックインまでかなりの時間があったので別府名物の地獄めぐりに行くことにしました。

slide0003_image029.jpg まずは『海地獄』。海のようにとてもきれいな青い池です。ジッとしてみていると本当の海のように見えてきますが、実は摂氏98度にもなる高温のお湯が絶え間なく地下から吹き出しています。今から1200年前に近くにある鶴見岳という山の火山活動によってできた地獄です。なお、ここの高温の蒸気を利用して蒸しプリンを作っていたので一つ買って食べてみましたがとてもおいしかったです。名物なんだそうなので、ここに来られた際はひとつ試しに食べてみてください。
slide0004_image030.jpg 次に『鬼石坊主地獄』です。ここは一時閉鎖していたそうなんですが、少し前に再開した地獄なんだそうです。何で坊主というのかというと灰色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する様が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来して鬼石坊主地獄となずけられたそうです。ここには足湯とか日帰り温泉とかがあり地獄のなかで極楽気分になれるところでもあります。
slide0005_image031.jpg 噴気がすさまじい『山地獄』です。山の岩と岩の切れ目から絶えず高温の水蒸気が大きな音を立てて吹き出しています。ここではこの吹き出してくる水蒸気とお湯を利用してさまざまな動物を飼育していました。さながら動物園(象までいた!)のような感じになっていたのには驚きました。
slide0008_image034.jpg この『かまど地獄』も山地獄と同じく高温の水蒸気が吹き出していました。さらにここにも大きなお湯の池がありその日によって青くなったり白くなったり、はたまた緑色にもなったりするそうですが、いまだなぜそういう色に変化するのかは解明できていないそうです。ここのお湯の温度もすさまじく90度。まさに地獄というにふさわしい熱さです!

slide0007_image033.jpg 次に訪れたのが『鬼山地獄』です。ここも凄い音と共に熱湯が常に噴出していて池が見えないくらいの湯気を巻き上げていました。この地獄は地名から付けられ鬼山となりました。源泉98度の温泉が常に出ているそうです。なお、ここではこの温泉を利用して大正12年から日本で始めてワニの飼育を始めたところでもあります。現在100頭のワニが飼われていて地獄のお湯の中にワニがそこらじゅうにいる様はちょっと異様な感じさえしました。
slide0008_image034.jpg とてもきれいな白い池の『白池地獄』です。最初から白いお湯が噴出しているのではなくて噴出時は無色透明の熱湯なんだそうですが池に落ちて温度と圧力の低下によって自然に青白色を呈してくるそうです。なお、ここでは大型の熱帯魚などを飼育していました。白くてあまり熱そうな感じはしない地獄でしたが98度もあるホウ酸食塩泉です。
slide0009_image035.jpg 一番インパクトの大きかったのがこの『血の池地獄』です。この地獄が温度的に一番低く78度。赤く染まるのはこの土地にある粘土が赤いからだそうです。ここから産出される赤い粘土で皮膚病に効く“血の池軟膏”なる薬も作られています。ここにも足湯が用意されていて気持ちよさそうに入っている観光客がたくさんいました。でも何となくいい感じのしない(気味が悪い)地獄でした。
slide0010_image036.jpg 最後に訪れたのが『竜巻地獄』です。要は今までの様な池や噴気口の地獄とは違って間欠泉です。一定の間隔(30~40分)を置いて地下から熱湯と噴気を噴出しています。世界中の間欠泉の休止時間からみても短いことに置いて注目を浴びている地獄なんだそうです。しかも今までの地獄の中でも温度が105度と大変高いところでもあります。これで地獄めぐりは終了です。全て回るのに約2時間20分もかかりました。しかしどの地獄も個性的で飽きずに見られました。この別府の湯量の豊富さは凄いものがあります。ガイドさんの話によると、この別府での温泉の使用量は全湧出量の約1割程度で、あとの9割は全て海に流してしまうんだそうです!こんな温泉は全国をみてもありません!温泉好きの競輪フアンにとっては旅打ちするには最高の土地だと思います。
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