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先日、社内にいる何人かで山形方面に旅行に行ってきました。宿泊は上山温泉でしたが、宿に早く着いてしまったのでちょっと足を伸ばして蔵王へ観光に行ってきました。蔵王といえば樹氷などが有名ですが、観光道路の「蔵王エコーライン」を登った先にある御釜も有名です。火山活動でできたカルデラ湖で標高は1500メートル以上の高所にあります。白根山の湯釜に似てはいますが、どちらかと言えばこちらの方が断然スケールが大きく、何となく迫力があります。訪れたのが9月の上旬でまだ残暑が厳しい季節でしたが、ここは天然のクーラーが効いていてとても清々しい風が吹いていました。
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6日から4連休でした。久々に母方の実家(宮城県)にお墓参りを兼ねて出かけることにしました。埼玉から車を運転すること約4時間半くらいで宮城県の登米市に着くことができます。辺りはササニシキの米どころということもあって田んぼだらけののんびりとした田園風景が広がります。ここには国指定の重要文化財でもある旧登米高等尋常小学校があります。
この旧登米高等尋常小学校は明治21年に建てられました。当時の洋風学校建築を代表する建物です。純木造の2階建てで正面に向かってコの字型に作られており、特徴的なのが2階のバルコニー。校舎全体の中心的な位置にあり、シンボル的な役割を果たしています。昔ながらも洋風の雰囲気を漂わせる様式は明治中期の地方文化の結晶として価値のある貴重な建造物です。
入り口で入場料の400円を払います。中は当然木造なので廊下を踏みしめる度にギシギシと床が軋みます。廊下や階段の中心部にはかつて左右を分けていたであろうセンターラインが引かれていましたが、時間の経過とともにペンキが剥げかかっています。建物の古さを感じることができます。この学校に通ったわけではありませんが、古い校舎を歩いていると自然と昔を思い出させてくれます。何とも懐かしい感じにさせてくれました。さらに開校当時の授業風景なども再現されています。