今月の初旬に秩父で龍勢(りゅうせい)祭がありました。仲のいい地元の宮下貴選手にアドバイスをもらって指定席を確保。当日は相当な混雑が予想されるとあって祭の前日に秩父に入って一泊。余裕をもって会場入りしました。当然、宮下さんも誘ったのですが、祭の当日は前橋前検で仕事とのことでしたので今回は見送り。編集Tさんと2人でこの龍勢を見ることにしました。朝は8時半過ぎから始まるとのことで、8時くらいには会場へ。ところが会場近くの駐車場は早くも満車状態に。ちょっと離れたところに置かざるを得ませんでしたが、どんどん増えてくる車の事を考えればまだ良いところに停められたようです。会場には出店がたくさんあり朝から活気がありました。朝からガンガン飲んでいる人もたくさんいてそれは凄い状態でした(笑)。さて、龍勢の方ですが、椋神社(会場近くにある)に奉納する神事として毎年行われているもの。代々伝承されている「手作りロケット」です。打ち上げた様が龍の昇天の姿に似ていることから龍勢と呼ばれています。 ロケット推進の噴射によって地上数百メートルの高さまで上昇(もちろん不発もある)。火薬の伝承技術や取り扱いがそれぞれ違う流派があり(結構な数がある)、各流派が工夫をこらして飛ばします。勢いよく打ち上がり上空でパラシュートがしっかりと開き落ちてくると成功。会場からも大きな拍手が送られます。秩父の祭といえば夜祭りが一番ですが、吉田の龍勢もなかなか見応えのあるものです。興味のある方は一度行ってみてはどうでしょう。
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