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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
11 / 22 Fri 12:07 ×
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10 / 09 Sun 13:10 #No Name Ninja ×
 山形の上山温泉に泊まった翌日の復路の途中に姥湯温泉があるということでそちらの方に寄って帰ることにしました。P1000486.JPG大きな国道(国道13号線。福島から山形市内までダイレクトに繋がっている)から外れて山道をおおよそ14キロほど入ったところにあります。簡単に14キロと書きましたが、最初こそ道路は広いものですが、しばらくすると道幅が狭くなり、終いには交互通行できないほどになります。途中途中で道が大きく取られているところがあるのでそこで車同士のすれ違いをしなければならないほどです。P1000488.JPGさらには標高が高いため、ものすごい坂路や一回では曲がりきれないカーブ(何回か切り返さなければならない)もありました。自分は運転手ではなかったのですが、ドライバーはかなり神経を使う道のりだったと思います。
 さて、山道も最後になると徐々に視界が開けてきてようやく宿が見えてきます。周囲は切り立った山。まあ、実際には切り立った崖という方があっている様な気がしますが、それは絶景というにふさわしい景色。そこにあるのが枡形屋(090-7797-5934)です。
P1000500.JPGもっと鄙びた建物をイメージしていたのですが、立て直していて館内はかなり近代的。ちょっと拍子抜けした感じでしたが、温泉旅館としての雰囲気はかなりいいものがありました。源泉は岩壁から6カ所あるのですが、湧出量が多くそのうち一つしか使っていないとのこと。あとの5つはそのまま川に流してしまっているそうです(もったいない気がする…)。露天風呂は2個ほどあって共に混浴。P1000510.JPGお湯は完全な硫黄泉で乳白色のきれいな色をしていました。(写真は別のもう一個の方で最近別の源泉から引いてきているらしい。少々透明感がある)温度は少々熱めで自分にはやや厳しい泉温でしたが、標高が高いせいか9月の上旬でも谷から吹き付けてくる風はかなりひんやり。出たり入ったりを繰り返せる理想の入浴法が実戦できた温泉でした。冬場は全て雪に埋もれてしまう上に、道中の道の除雪は行われない関係で冬期は休業。紅葉の時期が終わって冬の支度を終えれば営業は終了とのこと。携帯もつながらない秘境の温泉に癒されるのもいいかもしれませんね。
 
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