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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
04 / 29 Mon 08:38 ×
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02 / 07 Thu 23:16 #No Name Ninja ×
只今、九州遠征中ですが次の小倉ナイターまでは中3日ほど空きます。せっかく遠征して時間があるのならば普段いけない場所に行ってみようと思い3日間の小旅行を企画しました。それは競輪場のないところへの旅です。まずは世界遺産に指定された岩見銀山を見にいこうと思いました。ただ北九州から島根県の大田市まではとんでもなく遠い道のり。車では到達が困難な場所です。列車の旅もいいのですが交通の便を考えると車が理想。そこで小倉から広島まで新幹線で行きそこからレンタカーで中国山地を通って岩見銀山を目指すことに。まず初日は石見銀山に近い温泉津(ゆのつ)温泉まで行き翌日見学することにしました。
初日となった今朝の寒さは厳しいものでしたが、快晴となり絶好の旅行日和となりました。小倉駅を10:17分に出発する新幹線レールスターに乗って広島に向かいます。電車は時間通りに到着して順調であったのですが、レンタカー会社の場所が分からなくなってしまい広島の街を1時間ほど放浪してしまうアクシデント!何とか地元の人達に助けを借りて昼過ぎに無事に出発。広島市内は車で混雑していたのですが一歩郊外にでると車の数は激減してすいすい走ります。今回は時間があったので高速道路は一切使いませんでした。20080207-yunotsuonnsenn003.jpg
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 中国山地に向かうにつれて標高が高くなり周りにうっすら雪が見え始めます。その雪が県境近く(広島と島根)になると道路にまで積もるありさま。スノータイヤだったので何とか走れましたがノーマルタイヤだとかなりやばい状態でした。やはり山陰の冬は雪が多いと言うことを実感しました。さて広島を出発してから3時間ちょっとで島根県の大田市に到着。目的地の温泉津町は大田市内にあります。ここは初めて訪れた土地ですが日本海を臨むとても静かな港町でした。a726cd5e.jpeg温泉津港から山側に伸びる温泉街は、賑やかな歓楽街などが見られず、鄙びた日本旅館が両側に立地する静かな街並み。この古風な温泉街は2004年(平成16年)7月、温泉街としては初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました(港町としての選定でしたが、後に温泉町という項目も設けられた)。昔の宿場町の様な感じで、とても雰囲気がいいところでした。
ここには温泉が湧いています。温泉街の中心にあるのが温泉津温泉の元湯と薬師湯です。
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 元湯の方が源泉の温度が高く熱い湯が注がれているようです。一方、薬師湯は43度近くで比較的入りやすい温度となっています。どちらも源泉掛け流しで素晴らしい温泉です。泉質は含土類食塩泉で49.9℃。湧出時は透明のようですが湯船では淡茶褐色となります。入浴のほかに飲泉も効果があります。味はやや苦渋く鉄分を強く含んでいる感じです。さらに1957年には九州大学温泉治療学研究所によって、原爆症に対する効能が報告され、その温泉効果は確かな様です。20080207-yunotsuonnsenn006.jpg81f68e48jpeg









 温泉津に到着したのは15時過ぎで日が沈むまで時間がありました。宿の近くにある港に行ってみました。ここ沖泊(おきどまり)は、深い入り江と水深にめぐまれており早くから天然の良港として知られていたところです。石見銀山で取れた銀の積み出しや銀山での消費物資の陸揚げなど、銀山の外港として重要な役割を担っていました。入り江には自然の岩盤をくり抜くなどして作った船を係留(けいりゅう)するための鼻ぐり岩が数多く残っており、当時大変な賑わいがあったことを今に伝えています。d6122ce7.jpeg9e9fbba3jpeg

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