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さて、ここからはガイドさんの誘導でかんじき(スノーシュー)を履いて、樹氷を間近に見に行くことにしました。(スノーシューウォーク参加料は大人1000円)当然、雪道を歩くは初めてだし、途中で外れてしまってはまずいので靴のセッティングなどは全てプロにお任せ。全員の準備ができてからいよいよ山頂駅を出発します! 外に出るとこれまた信じられない寒さ。帽子や手袋なしではとても普通にしていられません。道中で写真を撮る関係で手袋を外してシャッターを切っていたのですが、数分外気に触れたたけで、びりびりと手が痛くなってきます。これは言葉ではなかなか表現できないのですが、寒いっていう感覚ではなく痛いっていう感覚なのです。さらに風で吹雪いてくるとその痛さはさらに倍加します。最初は天候がよく歩くのは比較的に楽でしたが(とは言っても、かんじきを付けているとはいえ一回の踏み込みで約3~40センチは雪の中に足が潜る。とにかく歩きにくい)、しだいに風と雪が強まり常に外気に接している顔などは針でつつかれるような感覚となってきます。ようやく樹氷を間近に見るところまで歩き、しっかりとこれを観察。最初の印象がまさに「からあげ? もしくはできそこないのモアイ像?」って感じでした(笑)。しかし、その表面は風できれに削られていてそれは見事な自然の芸術品というべきものでした。時折、風が止まり周囲を一気に見渡せる瞬間ができます。その時に見る樹氷は、山一帯に広がる集団墓標のようで不気味な感じがしましたが、自然が作った美しくも不思議なその風景に暫し見とれてしまいました。樹氷は冬の蔵王とここでしか見られず大変貴重なものです。現地の人が言うには樹氷は風と天候が安定してくる3月くらいに見るのが最高とのことでした。興味のある方は是非一度、足を運んでみてはどうでしょう?
さらに凄いところは酒の持ち込みが許されていると言うこと。酒を飲みながら帆立や牡蠣を焼いて食べられるという、のんべえにとってはうれしい場所。自分もいつも以上に飲んで食べてしまいました(焼くものがなくなればすぐ近くにある市場から直接買ってくればいい)。
飲むにしても食べるにしても楽しめる場所でした。八戸を訪れた際はここで一杯なんでいいかもしれませんね。
アウガ青森の地下一階は「新鮮市場」と呼ばれておりたくさんの海鮮物屋さんがあります。
そのほとんどが朝から店を開けており(さすが早かったのでお客の数はまばらであったが)ます。お店が中心ですが、食堂何軒かあり地元の人にも利用されているようです。今回はその中のひとつ「丸青食堂」に行ってきました。
店先には様々なメニューが張り出されていましたが、その中でも一番人気?(確か)と書かれていた三色丼(1700円)を頼みました。
値段も結構ですがその内容と美味しさはそれにつり合うもので食べ応えがありました。ちょっと豪華でしたが、普通に焼き魚定食とはお刺身定食、イカ刺し定食などリーズナブルな定食もたくさんありました。旅打ちや旅行等で青森市内に泊まる機会があったら行ってみたいですね。営業時間6時半から16時です。
青森といえばリンゴ・マグロに津軽三味線が有名(ちょうど頭に浮かんだものを上げました。その他にも名産品はあると思いますが)。地元紙のSさんが食事しながら津軽三味線を聞かせてくれる居酒屋・「たか久」に案内してくれました。
ついて行っただけなので正確な位置は分かりませんが、青森市内の繁華街の一角にあるようです。外にある看板にはねぶたの国と書いてあるように郷土色を前面に出した居酒屋でした。
三味線の実演は夜の八時半過ぎとのとこでそれまでは食べて飲むことにしました。
出てくるものは何でも美味しく、特に気になった料理が帆立の貝の中に具と味噌を一緒に入れて下から熱して食べる郷土料理は最高でした。それとこれは僕にとっては驚きでしたが、青森はイカが良いらしく新鮮なイカ刺しは身が甘く結構な味でした。
いよいよ三味線の実演が始まりました。実は三味線自体を生で聞くのは初めてで、それほど大きな音が出るものとは思っていませんでした。ところが、その想像を遙かに超えた高音でこれまたびっくり!音のひとつひとつに迫力があり聞き入ってしまいます。
三味線奏者の演奏が終わると今度はお客さんの出番? となります。三味線の音に合わせて居酒屋に来ている人達がみんなで踊ります。最初にいろいろと店員の人が教えてくれるので簡単に踊ることができます。自分もズラを借りて(何故か皆ズラを被らされる。どうしてかは分かりませんが(笑))知らない人達と一緒に踊りとても楽しい時間を過ごすことができました。みんなでわいわいできるアットホームな居酒屋は県外の人間にはなじみやすい場所だと思います。青森に旅打ちや観光をする機会があったら是非行ってみてください。(写真提供:H田記者)