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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
11 / 22 Fri 05:54 ×
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04 / 11 Sun 16:24 #No Name Ninja ×

 久々に5連休という長期休暇がありました。家にいるものさすがに飽きたので車の乗って北上。北関東へと向かいました。約2時間少々走ると栃木県に入り周囲は山に囲まれたのどかな風景となります。今回訪ねたのが日光市にある足尾銅山観光。ef7afe22.jpegd7371b1a.jpeg









       

 足尾銅山といえば日本の近代化に大きく貢献した銅山で、繁栄と共に負の遺産(鉱毒)でも有名です。この施設には以前(確か14~5年前くらいに)行ったことがあるのですが、何せ昔のことでよく覚えていません。今回は時間もあるのでゆっくりと見学することにしました。
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 坑内に向かうにはトロッコ列車に乗ります。まあ、これは演出なのですが、ガタンゴトンと揺れるトロッコに乗ると何となく自分が鉱夫になった雰囲気にさせてくれます。
 この日はとにかく小雪の舞う寒い一日でした。坑内はもっと寒いのではないかと思っていましたが、いざ入ってみると何となく暖かい。ちょっと快適な温度だったのには驚きました。
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 洞内には時代ごとの銅の採掘現場を再現していて江戸~明治~昭和へと近代化するごとに機械化されていることがよく分かります。大規模な鉱脈がなくなったのと、保安上限界に達したこともあって昭和48年に閉山された足尾銅山。日本の近代化を支えた重要な鉱山のひとつであったことに違いはありません。
 足尾銅山観光を見学したあとに車をさらに北上させました。しばらく走るとわたらせ渓谷鐵道(旧足尾線)の終点駅の間藤に行くことができます。
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 この間藤は以前は多くの関係者と銅山の北の玄関口として賑わったところだったそうですが、今は駅の前には数件の民家らしきものがあるだけで(社宅や工場の跡地らしいものはたくさんあるがほとんどが廃墟みたいな感じ)とても寂しい所でした。日本の公害の原点ともいえる負の遺産である「はげ山」には未だ完全に緑は戻っていませんでした。あちこちで崖くずれなどが起きているようで治山事業が現在なお行われているようです。
  今回は日帰りでの小旅行でしたが、足尾の光と影をみていい勉強になりました。興味のある方は宇都宮競輪に旅打ちの際に行ってみてはいかがでしょうか。

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