福島の飯坂温泉といったら実に有名です。高速道路からもアクセスがよく年間を通じてたくさんの観光客が訪れる場所です。今回は福島市内に宿を取っていたため、温泉に入るためだけにこの地を訪ねました。飯坂温泉には9つの共同浴場があります。ある共同浴場を目指して車を進めていましたが、到着してがっかり・・・。「定休日」の文字。そこで急遽、地元の人に温泉の情報を聞き込みました。それで教えてもらったのがこの穴原温泉の天王寺穴原湯です。飯坂温泉の中心地からは離れていて周りには川と日本旅館が数軒ある程度。逆になんだかのんびりとした雰囲気がありました。一見すると普通の民家の様な感じのする建物でしたが、駐車場(せいぜい4~5台)には“天王寺穴原湯”という看板がありました。さらに入り口には“はいらんしょ”という立て札まであります。まさに共同浴場といわんばかりの雰囲気。さっそく受付を済ませ(入り口におばあちゃんがいて200円を支払う)風呂場に向かいます。ちょうど入りざまに出る人がいたのでどんな風呂なのかを聞いてみると「今日は熱いよ~。本当に」と言います。熱いとはいってもそんなに熱くて入れないほどのことはないだろうと思っていましたが、実際に入ってみるととんでもなく熱い!体に電気が走る様ににビビビッってきます。1分と入っていられないくらいです。源泉は約60度(実際は若干湧出時から時間が経っているわけで湯船に注がれるときは45~46度くらい)。その湯が薄められることなく湯船にジカで注がれているのだから熱いわけです。
しかし、地元の人達はすずしい顔をして入っています。熱くて入れない自分を地元のおじさんが見ていて「どこから来たの?埼玉?それじゃこの湯はちょっと熱いかもね(笑)。すぐそこにある水道から水を足せばいい」と裸でうろうろする自分を見かねて教えてくれました。温度を若干下げてようやく落ち着いて入れる様になりました。それでも熱かった・・・(笑)。ここでは温泉で暖まったというよりか地元の人との会話で暖まった様な気がします。
しかし、地元の人達はすずしい顔をして入っています。熱くて入れない自分を地元のおじさんが見ていて「どこから来たの?埼玉?それじゃこの湯はちょっと熱いかもね(笑)。すぐそこにある水道から水を足せばいい」と裸でうろうろする自分を見かねて教えてくれました。温度を若干下げてようやく落ち着いて入れる様になりました。それでも熱かった・・・(笑)。ここでは温泉で暖まったというよりか地元の人との会話で暖まった様な気がします。
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