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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
04 / 27 Sat 09:37 ×
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04 / 05 Sat 23:31 #No Name Ninja ×
 小倉ナイターの取材の時は昼間の時間が自由になります。今回は天気に恵まれたのでちょっと足を伸ばして山口県側に観光してきました。小倉から電車で下関まで行き(約15分くらい)そこからバスに乗り換えて壇ノ浦付近まで行きます。6f3825f3jpeg20080403-kokura-hinoyamakouenn002.jpg








バスを降りて「火の山公園」の看板を頼りに山頂を目指します。もちろん歩いても行けるのですが、ハイキング目的でもない限りは歩いて登ることはちょっと厳しい(標高が400㍍以上もあるので)ものです。車でも行けますが、市営のロープウェイがあるのでこれを使って行くことにしました。ロープウェイは約20分おきに出ており、料金は往復で400円ほど。所要時間は3~4分くらいです。20080403-kokura-hinoyamakouenn003.jpg20080403-kokura-hinoyamakouenn004.jpg








ベルが鳴って出発すると急な傾斜をぐんぐんと登っていきます。あっという間に関門海峡や関門橋を下に見る高さになってしまいます。20080403-kokura-hinoyamakouenn005.jpgもう少し乗っていたいと思うのですが山頂にはすぐ着いてしまいます。ここからは徒歩で展望台に向かいます。標高が高いせいかここでは桜が満開にはなっていませんでした。確かに下より気温が低かった様な気がします(もっとも遮るものがなかったから風が強かったのもあるのですが)。この火の山は戦時中は大砲が置かれ(海峡の防御のため)て、軍事施設となっていたため、一般の人の入山が禁止されていた場所であったようです(戦後に一般に解放した)。20080403-kokura-hinoyamakouenn006.jpg展望台からみる関門海峡の眺めは素晴らしいのひと言!海峡の狭い場所はまるで川の流れのように水が走っている様がよく分かります。暫しの時間、船の行き交う様子に見とれてしまいました。ちょうど訪れたのが昼だったのでそろそろ昼飯の時間です。展望台の下にレストランがあると聞いていたのでそこで食事をすることにしました。入り口で受付をして席に通されます。床は僅かに動いていて関門海峡を眺めながら食事をすることができるようです。20080403-kokura-hinoyamakouenn007.jpg20080403-kokura-hinoyamakouenn008.jpg








値段的にはちょっと高めの設定でしたが360度回転する展望レストランでの食事はそれなりの価値があるものでした。小倉に旅打ちで訪れることがあったら天気のいいときはちょっとこちらまで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
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02 / 09 Sat 18:10 #No Name Ninja ×
 山陰を観光した後は徳山に移動してそこで1泊。休日の最終日は山口県周南市の大津島を訪れることにしました。ここへはやはり防府競輪が一番近いのですが、記念等で訪れても移動の時間などで満足に見ることができません。時間の都合がつく今回に必ず行こうと前々から堅く思っていました。
 ここ数日は天気にも恵まれて傘いらずの旅ができていましたが、3日目は小雨が降り気温も低くとても寒い一日でした。ホテルを出発して荷物を駅に置いて徳山港に向かいます。徳山港までは新幹線口から歩いて3~4分と目の前。さっそく切符を買って船に乗り込みます。たくさんの人を予想していたのですが乗員は自分を含めてせいぜい5人くらい。結構大きな船だっただけに何とも寂しい限りです。徳山港を出発して40分くらいするとようやく大津島の馬島港が見えてきます。
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 島に着くとまず目に入ったのが『回天の島』と書かれた看板です。これは船からでも見えるとても大きなもの。この島が回天との結びつきがいかに強いのかが分かります。その他の印象と言ったら港の前にも関わらず自動販売機や食堂などはなく(海水浴シーズンではやっているようですが)ただ民家が少しある程度のもの。出迎えてくれたのは人ではなくこの島に住んでいる猫一匹だけでした(笑)。
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 この島は戦時中、海軍の特攻兵器『回天』の訓練場所でした。ここで訓練をうけて各地に出撃に行ったわけです。昔の島の地図を見ると今よりもたくさんの建物(倉庫や兵舎など)がありました。現在は建物自体はなくなっていますが、一部の壁や階段、格納庫などは当時のまま残っています。それらを見ると、以前は巨大な軍事基地であったことが想像できます。
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 戦時中の古い階段や通路を見て歩いているとようやく回天記念館に到着しました。ここには人間魚雷『回天』にまつわる遺品、写真、模型などの資料を展示しています。なおビデオなども上映されており、どういった経緯で特攻兵器・回天が開発され使われていったのかが分かりやすく説明されています。
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 以前、鹿児島県の知覧にある『特攻平和会館』に行ったことがあるのですがここと同じく特攻隊員の遺書や写真などを展示しています。それを見ていると目頭が熱くなってきます。今のこの平和な時代を生きていられるのはこの人達のお陰であると思いました。戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて認識させてくれる場所でした。
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 さて、記念館を後にして実際に回天の発射基地が現存しているとのことで島の反対側に行ってみることにしました。途中から海岸沿いをくり抜いて作ったトンネルがありそこを通っていきます。歩いて入って行くと中は少々薄暗く不気味(一人で入っていったのもあるのだけど・・・)。波の音と自分の歩く音が壁に反響して何とも言えない異様な感じさえしました。トンネルの通路の真ん中には当時レールが敷かれていて回天を発射基地まで引いていたそうです。今はレール自体が取り除かれておりコンクリートで埋められていますが、明らかにコンクリートの色が違うので線路が引かれていたのが分かります。さらにトンネルの途中には爆撃を受けたときの地下司令部などもあり、そこにはパネルで当時の様子などが展示されていました。
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 薄暗いトンネルの先からようやく外の明かりが見えてきました。抜け出すと目の前にはゴツゴツした岩肌が剥き出しになった海岸に来ます。その景色のよさに一瞬ビックリします。しかしそのヨコには石碑が建っておりここが観光名所ではないことがすぐに分かります。どうやらその先にある建物が回天の発射基地の様です。
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 近づいて撮影してみました。コンクリートが剥き出しになっており風雨にさらされどことなく色あせて不気味な感じ。塗装や飾りっ気など一切なく無機質な建物でした。ここで回天の訓練が行われたのかと思うと何となくゾッとしました。金網に閉ざされていますが今でも回天を海中に下ろした穴が残っています。強風と荒波でものすごい音が響き渡っていました。何とも寂しい場所だったので長居はせず引き返すことにしました。
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11 / 14 Wed 13:30 #No Name Ninja ×
 山口県の長門市に仙崎という町があります。ここは童謡詩人の金子みすずの誕生の地でもあります。市内には記念館がありますが今回は時間の都合で立ち寄ることができませんでした。その代わりに青海島の遊覧船に乗ることにしました。

 観光船乗り場からは毎日、数便運行(繁忙期は6便)。通常は青海島をぐるっと一回りする(一時間半)コース(2200円)が一般的ですが、何と言っても波が荒い日本海。荒れがひどいと途中で引き返す行程もあります。今日は比較的波があったようで島の半分くらいまで回って引き返してくるコース(一時間、1600円)となりました。平日にも関わらず以外にもお客さんが多かったのには驚きでした。
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 湾内は穏やかな海も一旦、外に出ると船が段々と揺れてきます。やっぱり日本海は波が荒いということがよく分かりました。左右に揺られてちょっと気分が悪くなりかけましたが、何とか我慢。強い波を受けて自然に削られてできた海岸や奇岩を眺めながら夢中でシャッターを切り続けます。
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 本当に見応えのある景色に満足。波が少ないときは自然にできた洞窟の中に船ごと入ったりするそうです。仙崎に出かけることがあるようでしたら、この青海島の一周コースを体験されるといいかもしれません。
11 / 14 Wed 13:20 #No Name Ninja ×
 今回お世話になったのが『黄波戸温泉ホテル彩波』0837-37-2700です。黄波戸駅からは車で約3分ほどです。◆このホテルの特徴は断崖の上に建てられており、部屋からも風呂からも大きな海を眺められるのがウリです。◆特にすばらしいのが少し前に完成した展望露天風呂。ここからの眺めは最高です。貸切なのでのんびりと入ることができます。直ぐ下が岩場になっているので波が砕ける潮騒を聞きながらゆったり入浴。本当にいいお湯でした。

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◆写真は朝に取ったものですが夜は夜でまた別の趣があります。それは夜空です。周りには強い明かりが少ないため、星がきれいに見えます。真っ暗な海にとどろく潮騒を聞きながら、きらきらと輝く星を仰ぎながら入る温泉。これぞまさに温泉好きにはたまらないところでした。


 初日は宿で夕食を取り温泉に入るとドッと疲れが出て23時には頭が朦朧としてきました。早々と検車場レポートを更新するとすぐに寝てしまいました。◆早めの就寝がよかったのか、今朝は早くに起床。早起きは三文の徳なんていいますが、ちょっとした徳がありました。それはちょうど朝陽が昇るところを見れたことです。◆写真ではなかなか上手く表現できませんが、朝焼けに海が黄金色に輝くすばらしい景色を見ることができました。
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11 / 13 Tue 13:10 #No Name Ninja ×
 今回は温泉好きの記者K君と一緒の配分であったため、温泉に一泊することにしました。普段は北九州市内での宿泊となりますが、たまにはのんびりするのもいいかもしれません。

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◆前検の仕事が終わり次第、すかさず小倉駅に向かい山陰本線にひたすら乗り続けます。今回乗ったのは山陰線で特別に改造された観光列車『みすず潮彩』号に乗車することにしました。
◆この列車の指定席は座席が海側を向いていて、窓越しから日本海の絶景を眺められるように作られています。2007年の7月1日から運行されており大変人気のある列車(指定席車両では土休日限定イベントで紙芝居を上演する )。本日は夕方の出発で平日ということもあり車内には僕とK君の二人のみ。終点の滝部駅までは貸切状態でした。日本海に沈む夕日を眺めながら列車に揺られようやく最寄の『黄波戸』駅に到着。
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 到着したのは午後7時近くであったため(小倉からは約2時間半近く)周囲は真っ暗。黄波戸駅に着いたもののどんな駅なのか全く分からない(当然ここは無人駅のうえに周囲に街灯などの明かりがほとんどない)。
◆写真は翌日の朝に取ったものですが、あまりののどかさにびっくり!単線であるのは分かっていましたが、周囲は山と木々に囲まれている静かな場所でした。駅前と言っても何にもなく、誰も使っていないようなトイレがポツンと立っているだけでした。通りで静かなわけです。ここから宿へは送迎車で約3分ほどです。
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