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その土地のおいしいもの、温泉、観光名所をお伝えします。
12 / 04 Wed 01:47 ×
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10 / 09 Sun 13:10 #No Name Ninja ×
 山形の上山温泉に泊まった翌日の復路の途中に姥湯温泉があるということでそちらの方に寄って帰ることにしました。P1000486.JPG大きな国道(国道13号線。福島から山形市内までダイレクトに繋がっている)から外れて山道をおおよそ14キロほど入ったところにあります。簡単に14キロと書きましたが、最初こそ道路は広いものですが、しばらくすると道幅が狭くなり、終いには交互通行できないほどになります。途中途中で道が大きく取られているところがあるのでそこで車同士のすれ違いをしなければならないほどです。P1000488.JPGさらには標高が高いため、ものすごい坂路や一回では曲がりきれないカーブ(何回か切り返さなければならない)もありました。自分は運転手ではなかったのですが、ドライバーはかなり神経を使う道のりだったと思います。
 さて、山道も最後になると徐々に視界が開けてきてようやく宿が見えてきます。周囲は切り立った山。まあ、実際には切り立った崖という方があっている様な気がしますが、それは絶景というにふさわしい景色。そこにあるのが枡形屋(090-7797-5934)です。
P1000500.JPGもっと鄙びた建物をイメージしていたのですが、立て直していて館内はかなり近代的。ちょっと拍子抜けした感じでしたが、温泉旅館としての雰囲気はかなりいいものがありました。源泉は岩壁から6カ所あるのですが、湧出量が多くそのうち一つしか使っていないとのこと。あとの5つはそのまま川に流してしまっているそうです(もったいない気がする…)。露天風呂は2個ほどあって共に混浴。P1000510.JPGお湯は完全な硫黄泉で乳白色のきれいな色をしていました。(写真は別のもう一個の方で最近別の源泉から引いてきているらしい。少々透明感がある)温度は少々熱めで自分にはやや厳しい泉温でしたが、標高が高いせいか9月の上旬でも谷から吹き付けてくる風はかなりひんやり。出たり入ったりを繰り返せる理想の入浴法が実戦できた温泉でした。冬場は全て雪に埋もれてしまう上に、道中の道の除雪は行われない関係で冬期は休業。紅葉の時期が終わって冬の支度を終えれば営業は終了とのこと。携帯もつながらない秘境の温泉に癒されるのもいいかもしれませんね。
 
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10 / 04 Tue 18:23 #No Name Ninja ×
 今回の旅行のメインがこの古窯(こよう)というお宿でした。P1000463.JPGこのお宿は旅行の幹事のTさんが探してきたところで、純和風の日本旅館でした。到着ロビーには仲居さんらしき人が出迎えてくれて、それは丁寧な接客でした。旅館自体はとても大きく、この上山温泉の中では(規模で言えば)一番ではないかと思います。案内された部屋からは蔵王連峰が見えてさらに町を一望することができ、いい眺めでした。ちなみにお風呂(屋上にある展望露天風呂)もからも部屋と同じ景色を見ながら入浴できます。施設の立地は本当に素晴らしいかったのが印象に残りました。

 さて、この旅館の名前は「古窯」。この「窯」という字が気になりました。なぜ? 窯なのだろう…。その疑問は旅館を探検していた時に理解することができました。それはこの旅館が
P1000479.JPG増築工事の際に奈良時代の窯跡を偶然発掘。その発掘跡は大事に保存され、「窯神社」として現在も奉られ、館内の一部に祠が作られていました。それがきっかけとなり旅館の名前を「古窯(こよう)」としたそうです。だからなのかは分かりませんが、館内のあちこに著名人の皿が焼いあり展示されています。もちろん宿泊者も確か1500円? くらいでお土産として焼いてくれます。
 
 夕食は食事どころで食べます。メインは当然? 
257c1448.jpeg米沢牛のステーキなのですが、それ以外にもたくさん美味しいものがたくさん出ます。結構食べる自分ですが、何とか残さず完食してお腹一杯。たくさんの品が出ましたが、やはり一番美味しかったのは米沢牛でした。そのうまさは筆舌に尽くしがたいもので食べた人にしか分からないものでした。値段、サービス、料理と3拍子揃ったこの旅館は本当の意味での名旅館。その良さは一度泊まってみれば必ず分かります。山形方面に旅行を考えている方は是非こちらの宿泊を検討してみては? 
05 / 31 Sat 23:02 #No Name Ninja ×
 米沢市内の観光の名所のひとつに上杉神社があります。d08f1b22jpegここは上杉謙信公を主祭神とし旧米沢城の本丸付近に建てられた神社です。付近は元城ですからお堀があり、鯉がたくさん放たれていました。この付近一帯は松岬公園と称し米沢市民の憩いの場として親しまれているようです。拝殿は重厚な造りでどっしりとした構え。そこで参拝して今回の旅の成功をお祈りいたしました。なお、参道には領地返上寸前の米沢藩の財政を立て直し、再生の道を切り開いた上杉鷹山(ようざん)の銅像があります。d4d429d6jpeg近くには石碑がありこう刻まれていました。「成せばなる。なさねば成らぬ何事も。成らぬは人のなさぬなりけり」。確かにそうかも知れません。何事もやればできるものなのかもしれません。やらないからできないのであって・・・。ちょっと考えさせられました(笑)。
05 / 30 Fri 20:59 #No Name Ninja ×
 米沢の名物を食した後は腹ごなしに市内観光をしていきます。米沢は周囲が山に囲まれているため湧き水が豊富な土地。さらに良質な米が取れるとあればいい『酒』ができるものです。3dcae877jpeg860dda51jpeg









 もともと米沢にはいくつかの酒蔵倉元があり古くから銘醸地としての名が高いところです。厳しい寒さとなる冬期に仕込まれた手作りの酒は今も昔も変わりません。今回訪れたのは『東光』の名で知られている酒蔵“小嶋総本店”の資料館(入場料は310円)。創業は1597年。上杉藩御用酒屋でもあった由緒正しき酒蔵で江戸時代には頻繁に出されていた「禁酒令」(米は当時貴重なもので飢饉になる度に出されていた)があっても酒造りが許されていた数少ない酒蔵のひとつでした。482cbc5ajpeg00e303eajpeg









 現在まで同じ地に23代、400余年。資料館内はどことなくひんやりとした空気が流れています。酒造りに必要な道具の展示や作業工程などを事細やかに紹介されています。その他にも建物(特に梁など)の古さと力強さにも驚かされます。4f6b2925jpeg単なる酒蔵の見学ではありませんでした。こちらにはここで作られてた酒を試飲することができますが、自分は車の運転手でしたので試飲はお預け。その替わり酒粕で漬けた漬け物を試食して何個かお土産を買いました。お酒のことを知るにはとてもいい場所でした。開館時間午前9時から午後4時まで。0238-21-6601です。
05 / 29 Thu 22:07 #No Name Ninja ×
 連休を使って編集の中の数名と共に旅(1泊2日)をしてきました。今回は福島県を中心に見てまわる予定でしたが、初日に限ってはちょっと足を伸ばして山形県の米沢に行くことにしました。4170dd90jpeg3e9db1fajpeg









 大宮駅からは新幹線を使い福島駅まではあっという間。そこからは駅でレンタカーを借りて米沢を目指します。市内は車が多いのですが、一歩郊外に出ると車は少なくなりのどかな田園地帯と山のみとなります。米沢に行くには栗子峠という峠を越えなければなりません。峠前の長い坂路を登り続けて2つの長いトンネル(東・西栗子トンネル)を通りようやく(1時間半くらい?)米沢市内に到着しました。今回訪れたのが地元でも有名な『かわにし食堂』です。2cd6b5a8jpeg61bd9146jpeg









 ここは米沢の数あるラーメン屋の中でも必ず上位にランクされる有名店で食べる時間によってはかなり並ぶそうです。店に入ったのは13時を過ぎていたのですんなり入れましたが、確かに注文後もひっきりなしにお客さんが入ってきていました(昼時は混雑するのが何となく想像できる)。お店は県道沿いに面していて田舎にある普通の食堂です。正直、本当にこの店が有名なの?って思えるくらいの感じなのですが、地元の方が「何度も食べても飽きない味」と評価する中華そばは確かに想像を絶するうまさでした。4a4a08f2jpeg
 麺はややちちじれている感じの細麺で、スープが何ともいえないほど美味いものでした。グルメリポーターならその辺をしっかりと表現できるのでしょうが、僕にはその表現力が乏しくて・・・うまく伝えられません。とにかく美味しいのは確かです。皆から「美味い」と言わしめた「米沢ラーメン」恐るべきです!一度食べたらまた食べたくなるという意味がやっと分かりました。
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